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DeNA

2024.08.27

現役時代から見ていた現場。

初めまして横浜DeNAベイスターズ S&C加賀繁です。

現役であった2010年から引退する2018年までの現役時代からの目線、引退後、S&Cとして見てもらう側から見る側に変わった大変さややりがいを伝えられたらと思います。

障害予防と話が逸れてしまうかもしれませんがご容赦ください。

まずは自己紹介からさせていただきます。

2010年横浜ベイスターズに(現:横浜DeNAベイスターズ)入団いたしました。大学、社会人を経て延べ9年プロ野球選手として所属し、2018年に引退しました。引退を決めた理由は肘の内側側副靱帯損傷。断裂まではいきませんでしたが、かなりの痛みが小指、薬指に走りました。内側(靭帯付近)をデコピンするとビン、ビンしますよね?あの50倍くらいの痺れがありました。

もちろん、、受傷したからはTJか保存かの選択。TJは復帰まで約1年、保存療法は復帰までは不明確で当時担当していたATの方に相談したり、なかなかうまくいかない不満や不安をよく聞いていただいていました。

今考えるとそれがなければ投げ出していたかもしれません。

ヒントになるかと思い、手術後のリハビリや、機能低下の改善方法、治療の相談、などなどたくさん聞きお互い試行錯誤していた記憶があります。結果的には1軍での登板もできるぐらい機能改善しました。

現役からの視点で感じたことは、受傷箇所の治療や、機能改善はもちろん必要ではありますが、何よりチームから離れている、孤立感を感じている。そんな気持ちを聞いてもらえたり、何気ない復帰までサポートしますよ!その言葉が一番の治療薬になったのかもしれません。

そんな私も今はS&C!これまたびっくりです。なぜこうなったのか、簡単にまとめると同じ思い、経験を1つでも減らしたい、早い段階で情報をキャッチできないのか、そもそもの動きをよくしたい。そんな思いから現在の役職になりました。

他球団のAT、自球団のATに比べれば体の仕組みに関して詳しくないところも多々あります。S&Cとしてやればやるほど無知の世界に飛び込んだなと感じています。がしかし、現役時代に感じたことや、嬉しかった経験は無知な私でも時に見る側の良い経験を与えてくれます。

それは、選手の表情や相談をしてきてくれること。話にきてくれることです。話しにくくても1歩飛び込んでみると意外と聞きやすかったり、言いたいことが話せたり聞けたりします。

障害予防の観点からはかけ離れるかもしれませんが、コミュニケーションを取りやすい環境作りも障害予防につながるのではないかと思っています。

長文、まとまりのない文章で申し訳ございませんが自分なりの障害予防でした。

投稿者 : trainer

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