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DeNA

2024.12.03

秋季トレーニングインターンシップ④

今回、秋季キャンプのインターンシップに4日間参加させていただき球団トレーナー・スタッフの方々から多くのことを学ぶことができました。 今回の秋季キャンプでは『トレーナーが中心となって怪我をしない体づくりをする』というテーマに対して監督、コーチ、各部門のトレーナーの方々がそれぞれの役割を持って取り組んでいらっしゃいました。しかし、それぞれが独立して動く訳ではなく、テーマに対して選手、監督、コーチ、トレーナーが積極的にコミュニケーションを取り、チーム全体として選手の怪我からの復帰、障害予防、パフォーマンスの向上に向けてそれぞれの立場から意見を出し合っていることが印象的でした。 各部門のトレーナーの方々の持っている資格や経験は様々ですが、治療技術やトレーニング知識、リハビリテーション・トレーニングプログラムの作成などそれぞれが高い専門性を持っており、各部門が独立することなく知識、意見の共有をすることでトレーナー間の相互理解を深め、各選手にとって「どうすれば1日でも早く、より良い状態で復帰できるのか」、「どうすればより競技パフォーマンスが向上するのか」を考え、トレーナー部門全体として選手をサポートする体制が構築されていました。トレーナー同士が共通言語を用いてコミュニケーションをとることで1人の選手をトレーナー部門全体で同じ方向性を向きつつ、選手それぞれの個性をより伸ばすことや弱点の克服に向けて練習、トレーニングに取り組むことができるようにサポートできる環境になっていることも勉強になりました。 また、どれだけ優れた技術やトレーニングを持っていてもリハビリやトレーニングに取り組むのはあくまで選手であるため、選手が自主的に現在の課題に取り組むような声かけ、選手とトレーナー、コーチの間で生じる意見・感覚のギャップが生じないように意見の擦り合わせをすることの重要性も学ぶことができました。 そして、トレーナーの方々は休日やオフシーズンを利用し、より良いサポートができるよう自己研鑽している様子や外部から講師の方をチームに呼ぶなど、個人・トレーナー部門全体として新たな知識をインプットし、スキルアップに励む姿勢も勉強になりました。 日本一を達成したチームの一員として秋季キャンプに参加することのできたこの4日間はとても充実しており、多くのことを学ぶことができた4日間でした。 このような素晴らしい経験の場を提供していただいた球団、秋季キャンプのお忙しい中、対応いただいた監督、コーチ、トレーナー、スタッフの方々に感謝いたします。 今後は、今回の素晴らしい経験を、現在関わっているカテゴリーの選手や所属先のスタッフに少しでも伝えていきたいと思います。また、私自身も今回学んだことを活かし、プロ野球の世界に再び携わることができるよう日々の研鑽に励みます。

田中 健真

投稿者 : trainer

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DeNA

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