2025.09.13
ファームメディカルケアを担当しております小森と申します。
昨年は1軍のメディカルとして、今年はファームのメディカルとして帯同しています。
1軍とファームのトレーナーの違いについて簡単に説明しつつ、トレーナーとしての業務や遣り甲斐について私の感じているものをお伝えしたいと思います。
昨年、1軍でトレーナーを経験させていただきました。
1軍で求められるのは「勝つこと」。試合に最高のコンディションで臨み、試合で最高のパフォーマンスを発揮するための準備が求められます。日々のコンディションを把握するために、S&CとMCがworkloadやCMJ、RPE、スクリーニング等を用いて状態の把握に努めています。

1軍ではメディカルケアの人数も多く、時間的にも環境的にも恵まれており、一人ひとりの選手にある程度の時間をかけることができます。(十分な時間が取れないこともありますが・・・)
また選手の人数も限られているので、比較的選手の状態を把握しやすいのが特徴です。ホームゲームでも、ビジターゲームでも同様の物療機器があり、コンディションを整える上でやりやすい環境が整っています。
1軍で大変なのは移動。関東圏なので、まだ遠征の数は少ない方ではありますが名古屋、大阪、広島への移動や移動後のゲームは大変です。遠征ごとにトラック2台分の荷物が移動するので、トレーナーの準備も楽にできるよう工夫がされています。
また、スタッフの数もファームに比べると多く、ベイスターズにおいては役割分担もはっきりしています。
シーズン後半やCS、日本シリーズとヒリヒリした毎日の連続。
チームの勝ち負けに左右されてはいけませんが、非常に強い緊張感の中での業務だったため、眠れなかったり考え事が多かったです。ただ、チームの勝利の瞬間を選手やスタッフとともに味わえたのはとても素晴らしい経験となりました。
ファームは勝つことと育成することの両立が求められます。1軍に状態の良い選手を供給することと数年かけて1軍で活躍できる選手に育成していくこと、そして勝つことが大切となります。(1軍でも育成を行っていますが、ファームは特にその要素が強いです。)

トレーナーの数としては、1軍のトレーナーと変わりませんが選手の数が非常に多いです。
試合にいく選手、残って強化練習する選手、リハビリする選手と大きく分けると3つに分かれて活動しています。
そのため、遠征に帯同していたりすると1週間会わない選手もいるため、全体を把握することが難しいことがあります。
また試合や遠征に行くスタッフの数も限られているため、いろんな業務をマルチにこなす必要があります。
遠征でのまた、ファームは環境面が厳しく、特に夏の暑さは相当厳しいものがあります。
選手育成や調子を落としてファームにきた選手、ケガした選手が1軍の舞台で活躍している姿をみれるととても嬉しいです。トレーナーとして、様々な業務を経験できるため1軍とは違った能力が身に付きます。
1軍とファームのどちらがすごいというのはないですが、求められるものが違います。
それでも、チームとして目指すところは同じ。
それを達成するために、各々のトレーナーがその場その場で最善を尽くしています。
シーズンも残り僅かですが、最後まで全力で選手のサポートを行っていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。